最近はホームセンターやネットショップなどで簡単に剥離剤が購入できるのでご自分でやる方も多いのではないでしょうか。
このページではご自分でやる方に少しでもお手伝いができればと思い、剥離方を紹介したいと思います。

まずは剥離剤を購入

最初はどの剥離剤を選ぶかで迷うと思いますが、ご自宅の床材は把握されていますか?

床材には大きく分けてクッションフロアー、複合フローリング、無垢フローリングがあります。
クッションフロアは塩化ビニール製なので大丈夫ですが、木製のフローリングは水に弱いのでかけ過ぎたり、剥離剤が濃すぎたり、つけすぎたりすると変色や反り、膨らみといった現象が出てしまうことがあります。商品の使用方法を守ってやりましょう。

種類 特徴 注意点
複合クリーニング
複合フローリング
複合フローリングは、合板の上に
厚み約0.5~1mm(高級品では2~3mm)の本物の木の単板を貼って作られます。
その上に、表面を傷や擦れなどから守るためにコーティング剤が塗布されている物もあります。
単板が貼られているため長時間水をつけているとふやけてしまう可能性があります。フロアコーティングなどが塗布されているものはワックスはしないほうがいいです。
無垢フローリング
無垢フローリング
無垢材で単層(1枚板)フローリング材。木の種類はチーク、なら、かば、ブナなどがあります。幅は75mm、90mm  長さは1820mm 厚さは15mmが標準になります。 水などに弱い樹種が多いので変色しないように注意が必要です。フロアコーティングなどが塗布されているものはワックスはしないほうがいいです。
コンポジション ビニルタイル(Pタイル) 単相のタイル。いくら削っても同じ素材。表面に微妙な凸凹がある為、密着性はいいが光沢はあまり出ません。 コンポジションタイルは半硬質と軟質の2つのタイプに分かれます。特に後者は剥がれやすいので洗剤は少なめにしたほうがいい。既に剥がれてい箇所は濡らさない。
複層ビニルタイル ビニルタイルの上に印刷フィルム層、表面クリア層などが重なっているタイル。表面が平滑で吸い込みが比較的少なく、ワックス塗布による光沢が出やすい。 表面が平滑な為、密着性はあまり良くない。初期洗浄の際は少し粗めのパッドで丁寧に洗浄します。

メーカーによっては木製の床材に使用できない剥離剤もあるので注意が必要です。購入する際は自宅の床材を把握して店員さんと相談して慎重に決めましょう。

【用意する道具】

  • 床用はくり剤 (ホームセンター等にあります。)
  • スプレー (スプレーにする事で均一に剥離剤を撒くことができます。)
  • ウェス多めに(ぞうきん)
  • スクレーパ、ヘラ

作業手順

床剥離 1

1㎡ぐらいに剥離剤をまいて、5分ほど待ちます。フローリングの場合は床に染み込まない程度に

床剥離 2

スクレーパーやヘラでワックスをすくいます。床を傷つけないように気をつけましょう。

床剥離 3

剥離したワックス。

床剥離 4

残った細かい汚れやワックスはパッドでこすり、最後はウェスで拭きます。床に洗剤が残っているとワックスが密着しないので仕上げは十分に拭きます。

床剥離 5

①~④を1mづつずらして繰り返します。

床を十分に乾かしてからワックスを塗布します。

床を十分に乾かしてからワックスを塗布します。

クッションフロアの場合は全体に剥離剤を撒いて一気にやっても大丈夫ですが
無垢フローリングや集合フローリングは水に弱いので長時間水につけておくと表面がふやけたり、変色の原因になる事があります。
なるべく1回の作業分のみ剥離剤を撒きましょう。